トップメッセージ

人とつながり、モノをつなぎ、
未来へ挑み続ける

東郷製作所は、1881年に鍛冶屋として創業して以来、140年を超える歴史の中で、常に時代の変化に応じながら、技術と品質の向上に努めてまいりました。

「ばねの東郷」として皆様に親しまれ、今日まで事業を継続できていることに、心より感謝申し上げます。

私たちの強みは、一つひとつの製品に宿る確かな開発力と、現場で培ってきた モノづくりの力です。
とりわけ自動車分野においては、安全性・快適性・環境性能の向上に貢献するばねを提供し、業界の発展を支えてまいりました。

近年では、EV化などの技術革新にも対応すべく、電動化関連商品の開発にも積極的に取り組んでいます。
目には見えにくいところで産業や暮らしを支え、「モノをつなぐ」ことを意識して社会に貢献できることを、私たちは大きな誇りとしています。

現在、私たちは2030年に向けたビジョン『TOGO 2030』を推進しています。
このビジョンの実現に向け、私たちは「挑戦」「感謝」「連携」をキーワードに掲げています。

技術や製品の開発に果敢に挑戦し、「未来へ挑み続ける」姿勢を持ち続けるとともに、お客様や地域社会、支えてくださるすべての皆様への感謝を忘れず、 「人とのつながり」を大切にしながら、パートナーの皆様との連携を深め、新たな価値を創造していきます。

創業以来、「変わり続けること」を大切にしてきた私たち東郷製作所は、これからもその精神を胸に、未来へ向けて進化を続けてまいります。

私たちの製品が、これからの社会と人々の暮らしに、より一層貢献できることを願っています。

今後とも、変わらぬご支援とご期待を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 相羽 繁生

ビジョン
『TOGO 2030』

私たち東郷製作所は、2030年に創業150年目を迎えます。今、自動車業界では、“100年に一度の大変革期”と言われ市場環境は大きな変化点を迎えている中で、この先当社が創業200年、300年と永続的に成長していく会社となるために「今何をすべきか」が最重要課題となります。
そこで、若手社員も参画し、“私たちのやるべきことは?”、“私たちにとって大切なものは?”
“私たちのあるべき姿とは?” 等々の議論を重ね、まずは10年先の2030年に向けてビジョン『TOGO 2030』を策定しました。

変化を恐れず、
勇気を持って、
挑戦し続ける会社 〜『東郷/TOGO』をグローバルブランドへ〜

  • 挑戦
    常に「前へ」
  • 感謝
    常に「感謝の心を」
  • 連携
    オール東郷の「チームワークで」

挑戦

常に「前へ」

当社の歴史は、挑戦の繰り返しでした。村の鍛冶屋が歯車電動式脱穀機を発明し販売に乗り出す。万能くわを考案し全国に広く普及させたこと。
そして、最大の挑戦は熱処理技術とピアノ線加工技術をもとにばね製造業へ転換をしたことです。

線ばねに始まり、ホースクランプの開発、樹脂ファスナー・クイックコネクタ・電子関連部品の製造など自動車業界の環境変化に合わせた商品を市場へ投入して来ました。

また、モノづくりにおいても、常に先をにらみながら当社オリジナルの最新鋭機を導入して来ました。先輩たちの時代の変化を先読みし “自分がやらなきゃ誰がやる!” との気概を引き継ぎ、私たちも向上心と好奇心を持ち常に『前へ前へ』と挑戦し続けていきます。

感謝

常に「感謝の心を」

今、ここで企業活動ができていること、この会社で私たちが働けていることは、社内・東郷グループの仲間、仕入先様、お客様、地域の皆様のおかげです。この感謝の気持ちを常に言葉と態度で表します。

まずは、一緒に仕事をしている仲間の協力に「ありがとう」と言えるようになります。
全社員が感謝の気持ちを持って活動すれば、必ずやる気が生まれ、仕事も楽しくなり、自分も含めみんなが幸せになれます。

知識やスキルだけでなく思いやりのある人こそが、周りの人たちから“信頼できる人”と言われます。
常に全社員が『感謝の心』を持って仕事をしていきます。

連携

オール東郷の「チームワークで」

チーム力とは、陸上の400mリレーのようなものです。100mでの個々の力は多少見劣りしても、スピードを落とさないスムーズなバトンタッチで優勝することができる。
これは、1+1+1+1=4 ではなく、4+αになりえるということです。

一人ひとりがチームの中で自分の役割を果たし、さらにチームの中で切磋琢磨して個の力を磨く。互いに感謝し、尊敬し合い、本気で熱く議論してぶつかり合いながらもチームで高い創造性を発揮していく。

全社員がこのような思いで仕事をして、どんな環境変化があってもチームワークで何事も遣り切れる『活力と一体感に溢れた東郷グループ』にしていきます。