2024.09.12
「ITFベテラン国別対抗団体戦テニス世界大会の40歳以上クラス」に船津選手が日本代表チームで出場 世界第10位
8月3日からポルトガルのリスボンで開催されましたITF World Tennis Masters Tour 40 World Team Championships 2024(40歳以上の国別の団体戦で世界一を決める大会)に、船津大輔選手が日本代表として出場しました。
本大会の試合形式は、シングルス2本ダブルス1本の3本勝負で各グループに分かれたリーグ戦の後に、順位決定戦のトーナメントとなります。日本は組み合わせ抽選の結果、カザフスタン共和国、トルコと同じグループとなりました。
グループリーグ初戦は第7シードカザフスタン共和国で、船津選手はシングルス2に出場しDmitriy MAKEYEV選手と対戦。今大会の初戦で対戦相手の情報が無い中での試合の為、最初から飛ばしていきまいたがスタミナ切れで、6-3、3-6、1-6と逆転負けとなり、チームも1-2で初戦を落としてしまいました。
続く2戦目はトルコで、シングルス2に出場しFaruk GENC選手と対戦。事前にトルコの試合を見ることができ、ある程度の情報を入手できた為、6-1、6-1で完勝。チームも勢いにのり3-0で勝利し、グループリーグ2位で9-14位決定トーナメントに進出が決まりました。
順位決定トーナメント初戦はカナダで、シングルス1に出場しBrian GALLANT選手と対戦。6-1、6-3でチームの勝利を決める試合に勝ち、チームもそのまま3-0で勝利。
2戦目はエジプトで、シングス2に出場しAdly ELSHAFEI選手と対戦。この試合も6-3、6-3で勝利し、チームも3-0で勝利しました。
3戦目はイギリスで、シングルス2に出場しDan COTTIER選手と対戦。5-7、2-6で敗戦、ダブルスにも出場しましたがZane CHEESEMAN/Anthony PERKINSペアに4-6.6-7で負け、チームも0-3で敗退してしました。しかし結果は、21ヵ国中10位の成績となり、初めての参加としてはまずまずの結果を残すことが出来ました。
今回、船津選手は初めて日本代表に選出され国際大会に出場し、日の丸をつけてプレーするプレッシャーと外国人選手のパワーへの対応を余儀なくされましたが、2戦目以降は持てる力を十分に発揮し戦いました。ヨーロッパ勢は過去にグランドスラムに出場経験のある選手も数名出場するなどレベルが非常に高かったが、試合後はユニフォーム交換をするなど世界各国の選手とコミュニケーションをとり良い経験となりました。