
手を抜かず、諦めず。
品質の未来を金型で創る
- 現在の仕事内容を教えて下さい
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金型の設計者として
量産の土台を築く金型設計課はプレス金型や樹脂金型の設計と、金型に関わる工程の設計を行う部署です。私はプレス金型を担当しており、グローバル営業部が製品を受注したら係内で製品図を見ながら打ち抜き・曲げなど金型でどう加工するか話し合い金型の構想を決めてCADで設計をしています。また、工程設計も同時に進めて1、2工程目では製品のどこの寸法を測り工程管理をするのかなど、不良を出さない工程作りをしています。その他にも製造と協力し合い量産品の改善活動をしています。

- 仕事の面白さ・やりがいを教えて下さい
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「できた」の瞬間が、
次の挑戦の原動力私が設計した金型の製品を無事に量産立ち上げできたときにやりがいを感じます。自動車は当たり前のように走っていますが、その背景には使われている部品一つ一つが品質の高い状態で量産され組み立てられています。その部品の一つに携われていることを誇りに思います。また、過去に立ち上げたことのない製品が来ると、製品を成形する方法を考え出すのが困難な時もあります。しかし、考え抜きそれを金型へ織り込む。そんな苦労して設計した金型から無事に製品が出てきた時の喜びは忘れられず次も頑張りたいと思います。
- 仕事をする上で大切にしていることは何ですか
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諦めない心が、
成功への道を拓く私は手を抜かない・諦めないことを大切にしています。手を抜いてできる仕事はたくさんあります。でも、手を抜いてしまった仕事からは何も得られることがなく、時間を無駄にしてしまいます。時間は有限なので、私自身が何か得られることがあればそれを大切にしたいです。また、「成功者はなぜ成功者なのか?諦めないで最後までやりきり成功で終わるから」という言葉があります。私自身も最後は成功者で終わるために、諦めないことを大切にしています。

- 印象に残っている経験は何ですか
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失敗は成長の
チャンスと捉える失敗からしか学べないことが多いと言うところです。金型設計や改善活動をする中で、部品を破損させてしまったり結果が出なかったりします。でも、その失敗の中には「この部品は意外と力がかかるため、強度を意識して設計しないと長く使えなくなる」とか、「この変化点があると、この傾向が見られる」など、今後も新しい事を始めるときに引き出しの一つとして使えます。失敗を恐れず失敗から学ぶことを大切にして、トライ&エラーを繰り返し、量産性の向上を目指して仕事をしていきたいと考えています。
- これから挑戦したいことを教えて下さい
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学びを止めず、
技術者として次の一歩を金型知識の向上と金型の周辺機器の勉強をしていきたいと思います。私も入社5年目となり中堅社員へ仲間入りです。仕事も技術面もある程度覚え、一人で業務をできるようになってきました。次のステップとして、設計では一人で設計できるようになり、また会議では的確な発言ができるようになり、引っ張っていける存在になりたいです。そのために今後は、まだ知らない部分を勉強していきたいと考えています。

私はTOGOのここが好き!
風通しがよく相談しやすいところです。この「東郷製作所の好きなところは」に対して回答するときも社内でいろんな人に聞き込みをしました。実際、仕事を進める中でも自部署ではわからないことが多く、他部署の方に教えていただいたり、聞き込みをします。どんな方も優しく対応をしてもらえるので、気持ちよく仕事をさせてもらっています。
ある日のスケジュール
8:00 | メールチェック |
9:00 | 進捗確認 |
10:00 | 金型構想検討 |
11:00 | 議事録作成 |
12:00 | 昼休憩 |
13:00 | 金型設計 |
15:00 | 量産品生産改善の打合せ |
17:00 | 金型設計 |
18:00 | 退社 |