
「なんでだろう?」探究心が
成長の始まり
- 現在の仕事内容を教えて下さい
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設備を守る縁の下の
力持ち設備技術課は、工場などの設備が安全かつ安定的に稼働するよう維持・管理する業務です。具体的には、設備の定期的な点検やメンテナンス、故障時の修理対応、そして故障を未然に防ぐための予防保全などを行います。設備の長寿命化や生産効率の向上に貢献する、縁の下の力持ちのような存在です。

- 仕事の面白さ・やりがいを教えて下さい
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日々の気づきで
トラブル防止仕事の面白さ、やりがいは、設備の安定稼働を通して生産活動全体を支える貢献感にあります。日々の点検やメンテナンスで小さな異常に気づき、未然に大きなトラブルを防げた時の達成感は大きいです。また、故障の原因を突き止め、迅速かつ適切に修理できた際には、現場から直接感謝されることもあり、大きなやりがいを感じます。最新技術に触れながら、設備の改善や効率化に主体的に関われる点も魅力です。自分の知識や技術が工場全体の安定に不可欠であるという責任感が、仕事へのモチベーションを高めます。
- 仕事をする上で大切にしていることは何ですか
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観察と探求で支える
工場の安心保全の仕事は、工場設備の安定稼働を支える要です。私が最も大切にしているのは、設備のわずかな変化も見逃さない「観察力」と、その背景にある原因を深く探る「探求心」です。日々の点検で五感を研ぎ澄まし、音、振動、温度といった設備のサインに耳を傾けます。 もし異常を発見したら、「なぜ?」を繰り返し、過去のデータや取扱説明書と照らし合わせながら原因を特定します。その上で、最適な修理方法や再発防止策を検討し、実行に移します。 また、現場のオペレーターとの「コミュニケーション」も不可欠です。設備の状況や気になる点を共有してもらうことで、より早く異常に気づけることがあります。 そして何より、設備への「愛情」を持って接すること。まるで家族の一員のように、日々のメンテナンスを丁寧に行い、設備の健康状態を維持することが、安全で効率的な工場運営に繋がると思っています。

- 印象に残っている経験は何ですか
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見えない異変を
見抜く力保全の仕事を通じて得た最も大きなことは、「目に見えないものを見る力」です。微かな異音や温度変化、データの差異を見逃さない観察眼を養い、故障原因を突き止めるための論理的思考力や問題解決能力も向上しました。また、チームで協力して難解なトラブルを乗り越えた経験から、信頼と連携の大切さも学びました。これらの経験は、保全の仕事だけでなく、人生においてもかけがえのない財産です。
- これから挑戦したいことを教えて下さい
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予防保全の高度化と
多能工化を目指す保全のキャリアアップに向けて挑戦したいことは二つあります。 一つ目は予防保全の高度化です。AIやIoT(工場内の機械や設備をネットワークでつなぎ、稼働状況やデータをリアルタイムで取得・活用する技術)を活用し、設備の異常を早期に予測・防止する仕組みを構築することです。データ分析のスキルを磨き、精度の高い予知保全システムを確立することが目標です。 二つ目は多能工化です。これは、機械の保全だけでなく、電気や制御といった他の分野の知識・スキルも身につけ、幅広く活躍できるようになることを意味します。資格の取得にも取り組みながら、常に新しい知識や技術を吸収し、変化に対応できることが重要だと思っています。これにより、専門性の高い保全のプロとして成長し、東郷製作所の安定稼働に貢献したいです。

私はTOGOのここが好き!
自動車部品という人々の安全に関わる製品を製造しているため、品質に対する意識が非常に高く、一つ一つの製品に誇りを持って仕事に取り組める環境です。また、従業員一人ひとりを大切にする温かい社風があり、チームワークを重視した協力体制が根付いています。また、風通しが良く、若手も意見を発信しやすいところが東郷製作所のいいところです!
ある日のスケジュール
8:00 | メール確認 |
9:00 | 修理対応 |
12:00 | 昼休み |
13:00 | 計画修理 |
15:00 | 保全記録記入 |
16:00 | 部品発注 |
17:00 | 退社 |