先輩紹介 インタビュー02:技術職/技術部
―入社した理由を教えてください。
学生時代は化学専攻でしたが、地元の愛知県で主要産業となっている自動車業界で働きたいと思ったからです。東郷製作所にアットホームな雰囲気を感じ、笑顔で仕事ができると思えたのも入社を決めた理由の一つです。
―入社後の会社に対する印象はどうですか?
技術部の役割は、お客様が求める製品を実現するために様々な検討をして、要求を満足する製品を実現させることです。担当部署の設計業務は図面検討等のデスクワークが中心かと思っていましたが、検証から解析、試験、材料選定など仕事の幅広さに驚きました。一つの製品に対して、何カ月もトライ&エラーを繰り返して量産につなげます。そうすると自分が携わった製品に自然と"強い思い入れ"が出てくるから不思議です。この気持ちは、実際に担当する製品を持って初めてわかりました。
仕事以外では、女性が少ない職場なので、先輩方が気を使っているのを感じました。6人のチームに、女性は私1人。技術部全体でも1割弱と少ないですが、女性が働く環境としては整備されているので、これからもっと増えていくのではないか、と期待しています。
―女性技術者として、自身のキャリアプランは?
技術者としての道を歩み始めたこともあり、結婚、出産後も仕事を続けていきたいです。産休後に復帰できる環境が東郷製作所には整っているので、私が後輩の手本になり、子供を産んでも頑張って働く女性技術者の姿を見せたいです。そんな女性が増えれば増えるほど、女性社員は増えていくのではないでしょうか。
―後輩にアドバイスをお願いします。
これから入社する後輩に対して、英語や材料力学は入社後の実務に大いに役立つよ、と教えてあげたいです。海外とのやり取りも多いので、英語で図面を求められることも多々あります。ばね会社の技術者として力学は必須で、入社前に材料力学を勉強しておけば良かったなと思います。
あとは、学生時代にしかできないことも多いので、視野を広げて様々なことにチャレンジするのも良いですね。